MRI Research Associates
キャリア採用社員座談会
VOICES
キャリア入社社員が語る
転職で広がる可能性と、MRAの特性について
「プロの専門家集団」MRAには、キャリア入社で社員になった人が大勢いる。
事業部の異なる3人の社員に入社動機やMRAの特徴、将来展望など
外から来た人ならではのリアルなMRA像について忌憚なく語ってもらった。
戸部 龍一郎

マネジメント事業推進部
事業リーダー
2017年入社
前職 総合建設会社(経理・総務・経営)
理工学部 管理工学科 卒

Ryuichiro Tobe
水島 彩子

技術・安全事業部 科学・安全チーム
事業リーダー 主任研究員
2017年入社
前職 報道機関(記者)
安全・犯罪科学研究科 犯罪科学専攻 修了

Ayako Mizushima
佐藤 正人

サスティナビリティ事業部
環境・エネルギーチーム
2016年入社
前職 化学会社(製造部門)
システム情報工学研究科 環境工学エネルギー専攻 修了

Masato Sato

01

皆さん、簡単な自己紹介をお願いします。

佐藤
学生の頃からエネルギーにかかわる仕事をしたいと考え、大学ではエネルギー工学を専攻していました。修士論文のテーマは、液体と固体が混合した流体の画像解析を行っていました。中学・高校・大学とテニスをしていましたが、社会人になってからは、テニスよりもゴルフをすることが多いです。
水島
子供の頃からなぜ犯罪が起きるのかに興味があり、大学では心理学を学びました。卒業論文ではポリグラフ検査、いわゆる嘘発見器を使った実験をしました。その後、ロンドンの大学院で犯罪科学を学びました。中学高校は親の仕事で海外に住んでいたので、英語を使う仕事も多いです。学生時代はチアリーディングをしていたので、今でも体力はある方です。
戸部
大学の専攻は管理工学ですが、経営工学という言い方の方が分かりやすいですね。統計解析、情報処理、オペレーションズ・リサーチなどを広く学びました。小学校から大学までサッカーをやっており、ポジションはミッドフィルダーでした。今はゴルフをする機会の方が多いです。

02

前職について教えてください。

佐藤
エネルギーを大量に消費する現場で仕事をしてみたいと思い、大規模な製造装置を持つ化学会社に就職しました。入社後は、化学品の製造部門と発電機やボイラーなどのユーティリティを管理する部署を兼務していました。まさに「プラントの最前線」です。そこで5年ほど勤めました。
水島
治安に関する政策や法律に興味があったので、新卒のときには公務員も考えましたが、行政や政治の外から社会を良くしていく仕事に興味を持ち、報道機関に入社し記者をしていました。勤務地は山口、大阪、東京で、主に警察担当でした。事件・事故という枠にとどまらず、取材を通して生き方やものの見方など様々なことについて学ぶことができ、仕事は楽しかったです。
戸部
スーパーゼネコンの一社に入社し、建設現場の事務担当者として経理や総務業務をする他、本社の経営企画部や総務部で仕事をしていました。現場事務のときは、中国地方や関東地方の支店に勤務しました。当時、仕事に役立つため、宅地建物取引主任者、建設業経理士1級、ビジネス実務法務検定2級といった資格を取得しました。

03

なぜ転職を決意したのですか?

戸部
学生時代、街や建物を造る建設会社は「形の残る仕事」だというイメージがあって興味を持ちました。しかし、入社してみると、仕事のやり方が決まっていることが多く、自分が考えなくても仕事が回っている気がしていました。「これから先も、決まったやり方でこの仕事を続けるのか」と想像したら、「新しいことにチャレンジしたい。何かもっと成長したい」と思ったんです。
水島
就職する前から、いずれ現場で得たものを大学院で体系的に学び直したいと考えていましたが、仕事が充実していたので、気が付くと10年勤めていました。確かにマスコミは社会に対して影響力は持っていますが、政策をつくるわけではなく、世論を通じて社会や政治を変えていくしかありません。それに大きな事件や事故が起こると、担当ではなくても駆り出されるので、腰を据えて勉強するのは難しい。そういったもどかしさも感じていたので、思い切って退社し、もともと興味のあったシンクタンクへの転職を見据えて大学院で学び直すことにしました。犯罪科学とは、統計やデータを解析して犯罪の傾向を探り政策に活かしていくための学問で、いわば「科学的な」刑事政策です。在学中は、博士課程に進むか、再就職して勉強したことを実務で生かすか悩んでいました。
佐藤
私は就職したとき、最初は製造や設備といった現場を経験して、その後に生産技術の開発や装置設計といった研究開発部門への異動を希望していました。しかし、前の勤め先では、研究開発部門から現場への異動はあっても、現場から研究開発部門などへの異動はできず、ずっと現場で働き続けることが想定されました。それで、自分の将来を考えたとき、「研究開発といったより上流の仕事や、より広い視点からエネルギーに携わりたい」と思い、転職活動をすることにしました。

04

MRAに入社した理由は、何ですか?

佐藤
エネルギー関連の業務をしている会社であること、前職より上流かつ広い視点からエネルギーに携わることを軸として転職活動をしました。前職では省エネに取り組んでいたため、転職活動の初期は、省エネコンサルティングの会社や、省エネコンサルティングを一部門として行っている会社などを検討していました。しかし、人財紹介会社からMRAを紹介され面談を受けたところ、それらよりもさらに上流の工程ともいえる、政策への関与や社会を変える仕事にかかわることができると分かり、俄然、興味が湧きました。
戸部
私もシンクタンクに絞った転職活動をしていたわけではなくて、登録した転職エージェントに紹介されて面談を受けたところ、会社の事業内容に加え、社員の方々の雰囲気や人柄に好印象を抱いたのが、きっかけです。前職では単身赴任が長かったので、勤務地が変わらないのも生活しやすくて良さそうだと思いました。
水島
産官学のちょうど中間にあるシンクタンクで働きたいと思っていましたが、刑事政策を専門に扱うシンクタンクは日本にはないので、安全に関わる分野を幅広く扱っていて、リサーチも数値解析も得意とする機関に行きたいと思い、MRAに興味を持ちました。実は、MRAの会社情報には刑事政策に関する業務を行っているとは書かれていませんでした。でも、面接で話をしているうちに「この会社なら私が修得した分野を受け入れてくれそうだ」という印象を受けました。一人ひとりの意見を尊重し、各自の意志で行動することを認めてくれそうだとも感じました。

05

MRAで、どのような仕事をしていますか?

佐藤
入社以来携わっているのは、環境・エネルギー分野の業務です。国や自治体が行っている環境・エネルギー関係の制度運用、データの集計・分析・評価などを行っています。例えば、現在は、温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度に関する業務や、埼玉県のエコタウンプロジェクトに関する業務に取り組んでいます。エネルギー問題や環境問題は、学生時代から興味があってやりたい分野だったので、毎日、充実しています。
戸部
福島の原子力発電所の廃炉プロジェクトに関わっています。経済産業省が三菱総合研究所(略称MRI)に委託した業務なのですが、その一部をMRAが支援しています。私は廃炉・汚染水対策事業事務局のメンバーとして、有識者が集まる進捗状況の報告会の開催や、事業者の遂行管理などに携わっています。前職の建設会社では、現場にいたときも本社の経営企画にいたときも、建築、土木、管理、営業、調達など様々な職種の人たちと連携して仕事をしていたので、分野違いの人をうまくまとめながらプロジェクトを進めていく必要があるとき、その経験が生きています。しかし、原子力や放射線を専攻していたわけではないので、日々勉強する必要があります。
水島
自分の専門に直結する部署はなかったので、すぐにやりたいことができるとは思っていなかったのですが、入社直後から警察庁や東京消防庁などの専門分野の業務をできることになり、今は科学・安全チームで事業リーダーを務めています。自分でも信じられません。社会安全関連の業務を広げていきたいので、仲間を募集中です。同じ分野の人がいなかったこともあって、入社当初から提案書を書く機会があり、希望していたプロジェクトを受注することができました。さらには、これまでは担当者がいないため、断っていたような案件を受注することもできました。そのような感じで、入社以来、自身の専門分野の業務を拡大しています。

06

MRAに転職して、感じたことは何ですか?

佐藤
MRAに来てまず驚いたのは、若い社員、入社歴の浅い社員が多いことです。前にいた会社は歴史のある企業だったので、職場は年配の社員が大半でした。
戸部
それは私も感じました。それから大企業とは違って、少ない人数で仕事を回していると思いました。そのため、若くても自分の担当する範囲が広く、責任も重くなります。上司に相談し、指示を受けて行動することが多かった前職に比べ、ここでは自分が考えないと前に進まない仕事が格段に多いです。それは、水島さんのように、入社暦の浅い社員でも責任あるポジションについて活躍できるということでもあります。
水島
私のお客様は、前職では取材対象であり、自分は敵のように見られることもあったのですが、今は同じ方向を向いているのが面白いです。政策作りの一端を担っていると感じられて、やりがいにもなっています。

07

将来展望について、聞かせてください。

佐藤
他の方と比べて現場の経験は豊富なので、そうした経験を活かして役に立ちたいと考えています。例えば、官公庁とエネルギーや製造の現場をつなぐような仕事をしていきたいです。
水島
犯罪科学や刑事政策の専門家になれたらいいと思います。日本では学者や専門家の少ないニッチな分野ですが、人々が安心して暮らせる社会を築くには、とても重要な分野です。「その件ならMRAの水島がやっている」と認知される存在を目指します。
戸部
私も、もっともっと頼られる人になりたいですね。専門的な知識もマネジメント力も身に付けて、「あの人に任せれば大丈夫、必ずうまくいく」と言われるように頑張ります。

08

MRAへのキャリア入社を考えている人に、アドバイスをお願いします。

水島
転職を考えている人は、新卒のときのように「とにかく大企業に入りたい」というような漠然とした気持ちではなく、キャリアを積んできた結果、やりたいことが変わったり、より高度な専門性を身につけたいと思ったり、目的を持った人が多いのではないかと思います。MRAは、そうした目的がある人や、より「プロ」を目指す人、そして新しいことにチャレンジしたい人には、とても良い環境です。
戸部
最近、「自分は前の会社では楽をしていた」と思うことがあります。上司に言われたことをしていれば仕事が回るというのは気楽といえるかもしれません。だけど、それではやっぱりつまらない。MRAでは、自分の考えでプロジェクトを進めなければならないので、その分、大変ですが、うまくいくとより強い充実感が得られます。もっと成長したいと思っている人は、この会社でチャレンジしてください。
佐藤
キャリア入社に最も求められているのは、シンクタンカーとしての能力以上に「前職だからこそ得られた専門性」だと思います。そのため、シンクタンク業界が未経験であっても恐れずに入社いただければと思います。実際、MRAでは多種多様な経歴を持った方がおり、それぞれの分野で活躍しています。