科学技術計算システム モダナイゼーション
数値解析技術と自然科学分野の知見により、
科学技術計算システムのレガシー化を防ぎ、
モダナイゼーションを支援します。
サービスの特徴
科学技術計算システムのモダナイゼーションは、単一の工程で完結するものではなく、理解・判断・設計・実装・運用という複数のフェーズを段階的に進める必要があります。当社では、これらのプロセスを体系化し、信頼性と実現性の両立を図りながら、モダナイゼーションを確実に推進します。
科学技術計算の意味を理解した上で
段階的な支援を実施
1
ホワイトボックス化
モダナイゼーションの第一歩は、現行システムの実態を正しく理解することにあります。対象となるソースコードやドキュメントの分析に加え、関係者へのヒアリングを通じて、システム構造やデータフロー、計算ロジックの全体像を整理します。特に、物理モデルやアルゴリズムの前提条件とコード実装の対応関係を明確化することで、ブラックボックス化したシステムを「意味のある構造」として再定義し、以降の検討における基盤を構築します。支援内容
- 計算システム/コードの解読、ドキュメント類の解読、技術者へのヒアリング
- 計算ロジック・物理モデル構造を整理・可視化し、モダナイズの土台を整備
2
モダナイズ方針・計画の策定
ホワイトボックス化によって得られた情報をもとに、現行維持、段階的刷新、全面刷新、移植といった複数の選択肢を整理します。科学技術計算システム特有の制約を踏まえ、計算精度や再現性への影響を評価するとともに、コスト、スケジュール、運用体制といった観点も統合的に検討することで、実現可能かつ合理的なモダナイズ方針を策定します。支援内容
- ホワイトボックス化の結果を踏まえ、現行維持・段階的刷新・移植などの選択肢を整理
- 優先順位・リスクを技術・コスト・運用体制の面から明確化、意思決定に必要な材料を整理
3
要件定義・設計
モダナイズの方針に基づき、単なる機能要件にとどまらず、計算精度の維持や再現性の確保といった科学技術計算特有の非機能要件を明確化することが重要です。当社は、上流段階での検討内容を踏まえ、手戻りの少ない要件定義・設計を行うとともに、将来の運用や拡張も見据えたシステム構成を定義することで、実装フェーズにおけるリスクを最小化します。支援内容
- 要件と設計を具体化し、手戻りの少ない上流設計を実現
- 技術面を加え、運用・体制まで含めて「実現可能なシステム像」に落とし込み
4
改修・移植
システム全体を一度に刷新するのではなく、リスクや業務影響を考慮しながら段階的な改修・移植を実施します。FORTRANなどのレガシー言語からの移行や並列化による性能改善などを行う際にも、計算結果の検証を通じて信頼性を担保します。さらに、お客さまの内製体制や外部パートナーの活用も見据えた実装方針とすることで、モダナイゼーション後の運用移行までを見据えた対応を行います。支援内容
- 予算・期限に合わせ、段階的なモダナイゼーションを支援
- 貴社内製・外部パートナー活用など、モダナイズ後の運用体制を見据えた対応
5
保守・機能追加
モダナイゼーション後のシステムは、改修・移植後の安定運用と継続的な改善によって初めて価値が発揮されます。当社は、改修・移植後のシステムについても保守および機能追加を継続的に支援し、運用の安定化とパフォーマンス向上のサイクルを構築します。また、知識・ノウハウの可視化やドキュメント整備を通じて、お客さま内部での自律的な運用が可能となる状態を目指すことで、持続可能なシステム基盤の確立に貢献することも可能です。支援内容
- モダナイズ後の保守・機能追加を継続支援
- 安定運用と改善のサイクルを確立